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管理人は残念ながら「チャーリング」の様子を生で見たことがありません。
したがって写真も持っていないため、分かり易い動画を拝借して添付しておきます。
是非ご覧ください。初めて見る人はびっくりすると思います。
ちょっとした感激を味わえますよ。
いかがでしたか?
私はチャーリングの映像を初めて見た時に、映画「バックトゥザフューチャー」のタイムマシン(デロリアン)がタイムスリップして消えた後、轍に炎だけが残っているシーンを思い出しました。
それでは何故、こんな風に内側を焦がすのか?
ウィスキーや樽焼酎と言えば「琥珀色」で「バニラ香」の飲み物ですが
「琥珀色」も「バニラ香」もチャーリングよって生み出されるものです。
チャーリングをしなければ木の香りは移りますが、それは甘いバニラ香ではなく木そのままの香り。
日本酒の「樽酒」のような香りです。
焦がすことで初めて「バニラ香」が出てくるのです。
色もうっすらとは黄色くなるでしょうが、「琥珀色」にはなりません。
中は真っ黒。色も香りも濃い目に出る。蜂蜜やチョコレートを思わせる甘い香りが出ます。短期間で仕上げるのに向いている。
主にバーボンはヘビーチャーの樽に貯蔵します。
中は薄墨色。ナッツやバニラの香り。中長期に熟成させるときに使われます。
主にカナディアンウィスキーはミディアムチャーの樽に貯蔵します。
中はこげ茶色。香ばしくキレの良い樽香。主に長期熟成に使われる。あまり樽香がつきすぎない設計の時にも使用。
ワインなど酒そのものの風味を活かしたい時にも使われる。
その他、一度使った樽をもう一度使う時には「リチャーリング」する時もあります。
最後にこの質問にお答えします。(結構みんな思っているでしょ。私も真っ先に思いましたよ。)
答えは大丈夫です。
「焦げ」には発がん性物質が・・というのはよく言われる話ですが、コレはタンパク質の焦げの話。つまりは動物のお肉。
(健康に害があるのは長期大量摂取時の話。普通の焼き魚の皮にできる焦げ程度なら、毎日1トンの焼き魚を100年食べ続けたくらいの量と言われています。ご安心ください。)
植物の焦げといえば、代表的なものは「炭」。
灰汁や竹炭濾過材などのかたちでこれまでも口にされてきました。
ですからご心配なく。
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では掲載商品の「チャーリング」情報も分かりますよ。(公表していない樽焼酎もございます)