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国産の樽「有明バレル」

 

日本で唯一「洋樽」を作っている会社「有明産業」

 

京都の会社ですが、工場は宮崎県都農町にあり。

熊本とはお隣なので早速見学を申し込んだところ「コロナ禍で現在は受け入れしていません」との事。

有明産業 公式ホームページ

しかしながら後日、とても親切にズームセミナーを特別に受けさせて頂き勉強させて貰いました。

いろいろと学びが多かったのですが、ここでは最も印象に残った事「ミズナラ樽」の事を書きます。

シーバス・ミズナラの「ミズナラ樽」は有明産業が製造

左の商品:シーバスミズナラ12年 右の商品:樽蔵タルスキー ミズナラ(有明産業オリジナル商品)

樽蔵タルスキー ミズナラ 500ml

日本のために生み出された特別なブレンド

日本原産のミズナラ樽をシーバスリーガルで初めて使用した、特別なスコッチウイスキー。シーバスリーガルが日本への敬意を込めて、日本のウイスキー愛飲家のために創り上げました。

日本原産のミズナラ樽を使用することで、シーバスリーガルのなめらかで芳醇な味わいに、繊細でほのかにスパイシーな風味が加わった見事なバランスが完成しました。

引用元 シーバスリーガル公式サイト

シーバスミズナラが日本向けの商品である事は知ってましたが、コレを作っているメーカーが「有明産業」さんと知って感激。

シーバス社側からも樽への評価は高く、その出来栄えに大変満足頂いたという事で、国産材を使った洋樽作りに益々励みになったとの事でした。

匠の技「ミズナラ樽」づくりは根気と技術のたまもの

「ミズナラ樽」は水楢というだけあって木に水を含み易く、樽にする時それが水漏れの大きな原因となります。

樽にとって最も重要なのは、当たり前ですが水漏れしない事。

組み上げながら水をためては水漏れを探し修正を重ねて仕上げていきます。

「ミズナラ樽」は木材の特性による水漏れが多くて大変。

製造に通常の樽の倍近い日数がかかると話されてました。

しかしながら「ミズナラ樽」ならではの「伽羅」や「白檀」など香木を思わせる香りは評価が高く、しかも「和」を想わせる香り。

今後益々力を入れていくそうです。

 

桜の樹、栗の樹、杉の木など積極的に国産材から洋樽作り

樽蔵タルスキー桜 500ml

桜の木樽貯蔵【樽蔵タルスキー SAKURA】

樽蔵タルスキー栗 500ml

栗の木樽貯蔵商品【樽蔵タルスキー KURI】

屋久杉 地杉樽熟成 720ml

屋久杉樽熟成焼酎【屋久杉 地杉樽熟成】

樽を作る事で日本の森や林業を守りたいという想いを込めて。

 

私のテイスティングメモ

桜の樹:梅酒のような甘い香り。杏、桜の花びら、桜餅。

栗の樹:焼き栗のほっこりした香り。白檀、伽羅など香木の香りもアリ。

杉の木:杉の葉っぱの爽やかでスパイシーな香り。心地よい若葉の香り。

いろいろお試しになると面白いですよ。